(2020年2月14日の投稿)
前回の続きです
カラオケで曲を入れるのに歌わない謎のおじさん(国籍不明)が近づいてきて一言
👨「もう一曲踊ってください」
えーーーリクエストされてしまったで なんで私ーーーー!!
このおじさん私に何を期待してるん そこで先程K-POPとDA PUMPを踊っていた女子中学生に「他に何か踊れる曲ない?例えばAKBとかモー娘。とか、、一緒に踊らない?」と声をかけると
👩🦰「モーニング娘。、1曲だけわかります!」
え、モーニング娘。やで
1曲しかわからんの?
それもそのはず15歳 年齢差は干支一周どころではない
おそらく彼女の知るモーニング娘。のメンバーは私が知るメンバーから総入れ替え後のメンバーであろう。
何知ってんの?と聞くと
👩🦰「イェイイェイ いい感じみたいなやつです」
私「あ、ラブレボリューションね!」
というわけでラブレボリューションをリクエスト
さてカラオケのマシーンの入力係をしていた女の子(日系人のおじさんのお孫さん クォーター女子中学生)に、「ラブレボリューション21」というとポカン
伝わらないので「LOVE LEVOLUTION21」と、自分で入力していると…
カタコトの日本語で
「アノ〜、ラブレボリューションならレボリューションはLジャナクテ Rデェス」
恥
さすが当たり前やけどRとLの発音めっちゃキレイやしレボリューションのV、めっちゃ下唇噛んで発音してはったわ ご指摘のおかげでモー娘。スタート
高校の体育のダンスでも踊ったし結婚式の余興でも踊ったし、記憶を蘇らせながら必死のぱっちのパッチッチで頑張りました
はるばる日本からアメリカにやってきて15歳の女の子とモー娘。を踊る日がやってくるなんて人生何が起きるかわからない
その後はトップバッターでアカペラを熱唱していた女性によるオペラ座の怪人
あの1番有名な「♪ザ ファーントオブジオペラ嗚呼あなたねー」のやつではなくクリスティーヌが怪人にどんどん誘惑されてわけがわからなくなっていく最後の方のシーンのあんまり有名ではないけどめっちゃ聴かせどころな部分!(私はミュージカルが好きなためオペラ座の怪人の曲は全部わかる)
周囲を見渡すとこの選曲に興奮しているのは私だけだ
そんな矢先、とても気持ちよさそうに熱唱しているところにまたしてもあの曲を入れても歌わず揺れているだけの国籍不明なおじさんが近づいて行った

どんどん近づいている 一体何をするのか、、、
そして、、、差し出したのは
マイク
そう、マイクである🎤
いや、もうめっちゃアカペラで館内に声響かせまくってるやんか
いらんやんか
今めっちゃ良いとこやんか
逆に失礼やんか
そしてアカペラの女性はそっと左手を振り「No」と丁重にお断りをした
ほらな!
おじさんはすぐさま自分の席に戻っていった
良かれと思ったんやろな
残念
そして日本人男性がヤングマン英語バージョンをリクエストし、みんなでYMCAを踊り歌いお開きに
さて、数日後家の近くをお友達親子と散歩していた時のこと
カラオケに参加していた白人女性が追いかけてきてお友達に「あなた、こないだのカラオケでmoney money moneyを歌っていたファミリー?」と尋ねてきた
お友達はポカーン
「me! それは私です」
👩🦳「Wow! あなたなのね!あなたのダンス、とてもtalentedで、amazingで、あなたの息子も一緒に踊っていて素敵だった あなたの息子もダンスが上手だわ あなたは本当にtalented」とマシンガントークでめっちゃ褒めてくれる
ちなみに息子ではない 娘である
わかりやすいようにピンク色の服を着せた娘である
👩🦳「あなたのダンス、写真を撮れば良かった!あの時カメラがなくて後悔したわ」
そんな後悔だなんて
女子中学生に負けじと踊ったモー娘。とDA PUMP…社会人になってから10年以上…女子でも芸を磨かなければいけない社風の会社で鍛えられた甲斐があった
社交辞令で「カラオケとても楽しかったのでまた開催してほしいです」と言ってさようなら
すると翌日日系人のおじちゃんに声をかけられた
「ダンシングガールKIEさん、またカラオケをやりたいと言っていたそうだね いつにしようか」
伝わるのが早過ぎである
そしてこの日以来上述のように私の呼び名が「ダンシングガール」になった
アメリカのカラオケ、クセがすごすぎるわ
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