(2020年6月7日の投稿)
なんと還暦間近の母が突然英会話を始めました
昔からずっと生まれてかわったらめっちゃ英語がんばるねん!が口癖の母に私は
毎度毎度「自分の願望を来世に託すな」と言ってたのですが、そうは言いつつも母はほとんど話せないレベルなので、まぁ来世に託すしかないよなと私も納得しておりました
が、何を思ったか急に
「私もオンライン英会話やってみよかな 日本人の先生がいるならできるかも」とのこと
私「来世に託すんじゃなかったん?」
母「来世 虫かもしれへんし🐜」
なるほど
たしかに人間とは限らない
というわけでオンライン英会話の初級中の初級レベルを日本人の先生限定でスタートしました
私は今まで日本人以外の先生が良かったから探しもしてなかったけど、日本人講師はとても人気のようでどの先生も予約でいっぱい
やっと1人今からレッスンできます!という人が見つかったのだが、まさかの22歳超イケメン男子学生
母はそんな若い子なんて恥ずかしい!歳の近い女性がいい!と言ったが強引にレッスンスタート
イケメン「Hi! nice to meet you! Thank you for coming my class」
母 …フリーズ
イケメン「Hi Can you hear me? 」
母 …おどおど あわあわ
私「すみません 日本語は話せますか?今隣に座っている娘ですが母は今日が初めてのレッスンでほとんど話せないので説明とかは日本語でお願いしたいです」
イケメン「そうなんですね!初めてのレッスンで僕を選んでくださり光栄です。大丈夫ですよ!安心してまずはリラックスしてくださいね」
イケメン先生めっちゃ良い人
顔だけじゃなく性格も良い
レッスンが始まる
22歳のイケメンと59歳の母の英会話というシュールな光景を横で見守る
めっちゃ発音が綺麗な先生で、丁寧に指導してくれるのですが母は恥ずかしがってリピートすることなく「はい わかりました」
イケメン「ここはエとアの中間のような口の形をして発音します」
母「はい わかりました」
イケメン「あ、じゃあ一度声に出していってみましょう ェアポー(apple🍎)」
母「ェアポー!」
真剣にテレビを見ていた1歳の娘が振り返る程のでかい声で「ェアポー」
突然強くアクセントをつける母にイケメン先生は少しびっくりし、かすかに後退りした
しかしそんな戸惑いを見せぬよう、それはそれは優しい声と眼差しで「あ、今のは少し強すぎたかなーと思うのでもう少し軽めにしてみましょっか」
またしても優しいイケメン22歳
無事レッスンが終わった
母は緊張しすぎて下着の下まで汗びっしりだったようだが「これはボケ防止にめっちゃ良い」と今のところ前向きである

こちらは私の先生、いつも頭に耳ついてます
これは何だろう
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